2015/5/7(Thu)
人脈作りと称して、若い人々が意気揚々と異業種交流会やセミナーに出かけていく。イベントを通じて何百枚という名刺を集めてドヤ顔しているのだけれど、そのコレクションは将来何かの役に立つのだろうか。
個人的な経験から言うと、名刺の99%はただのゴミである。助けてやってナンボなのだ。ギブアンドテイクなどとドライなことを言うつもりはないけれど、貸しがあるからこそいざというときに助けてくれるのである。それを人脈という。
どこぞで名刺交換しただけの相手に便宜をはかってくれるほど世の中は甘くない。
小谷隆