2015/5/4(Mon)
学校教育や部活動を通じて、日本ほど多くのスポーツを体験できる国はなかなかないだろう。およそ戦後教育を受けた人で、各種陸上競技に始まって、水泳、バレー、バスケ、サッカー、ソフトをやったことのない人はほとんどいないと思う。その結果、どれも競技人口はそこそこの数になる。
なるほど、人口が日本の半分しかない英国にサッカーでは足元にも及ばない理由がここにあるのかもしれない。選択肢が多いのは結構なのだけれど、希代のストライカーになれるはずの素材がプロ野球の二軍で燻っているとしたら哀しい話だ。
小谷隆