2015/5/3(Sun)
情報量が少なかった時代は、情報を握っているだけで一定の価値があった。知っているということはアドバンテージだったのである。
しかし、誰もがあらゆる種類の情報に瞬時にアクセスできる今、知っているということの優位性はほとんどない。知らない人はほんの数秒で情報にアクセスして知っている人に追いつくことができる。
こんな世の中で個人差がつくとしたら検索力だけかもしれない。闇雲に知識を詰め込むよりも、いかに必要な情報に速く辿り着くか。
もっとも、それには知識のベースが欠かせないのだけれど。
小谷隆