2015/4/27(Mon)
しつけといえば子供に対する教育と捉えられがちだけれど、企業においてこそその真価は発揮される。しつけのいい企業は従業員の物腰からして違う。
先日訪問したある大手スーパーの本社でそれを痛感した。会長の秘書を務める男性は約束した時間の前から玄関に立って恭しく出迎え、秘書室を通り過ぎるときには客人を見ると自然に全員が立って一礼するのだった。そこには仰々しさも衒いもない。
これがしつけというものだろう。企業文化ともいう。そしてそれは取りも直さず、トップに立つ人の人柄をそのまま反映している。
小谷隆