2015/4/1(Wed)
物事がとことんうまくいく日がある。やることなすこと、思い通りになる。あるいは想像以上の結果になる。
そんなとき、つい浮かれすぎてしまう自分に、僕は人知れずブレーキを踏んできた。勝って兜の緒を締めよという戒めは、おそらくその言葉を教えられた小学校の頃から僕の中に深く根付いていたと思う。
しかしそれは確実に間違っている。勝ったら浮かれた方がいい。浮かれるだけ浮かれて、その気分を自分にしっかりと焼き付けておいた方がいい。
浮かれた記憶こそが、次のウキウキを引き寄せるのだから。
小谷隆