2015/3/20(Fri)
警察官を志望する人が減っている。かつての「花形職業」も2005年には競争率が10倍を割り込み、13年度には7.5倍まで低下した。
民間企業が採用を増やしているという背景もあるにせよ、職業としての夢や魅力を失っている部分が大きいと思う。その昔は『太陽に吠えろ』を筆頭に様々な刑事ドラマがあって、警察は「カッコイイ」イメージだったのが、今どきは『相棒』ぐらいだし、それも時に警察組織の薄汚さを浮き彫りにする内容だ。
犯罪が国際化して知的犯罪も増えている中、人材が集まりにくい現状はちと不安である。
小谷隆