2015/3/15(Sun)
性善説でも性悪説でもない「性中説」をとる僕は、そもそも他人を信頼してもいなければ、疑ってかかることもない。ただし、信頼がなければ人間関係は築けないから、どんな相手でも信頼を前貸しするようにしている。
無防備だと言われるけれど、疑い始めたらきりがない。誰にでも闇はあるし狡さもある。そういう前提でいるから、仮に足元をすくわれても、多少の痛みは覚悟で転んでやる。
どんなに悪いやつでも、そういうことを繰り返していくと罪悪感を抱くようになる。そして浄化されてくる。
そうやって僕は友を増やしてきた。
小谷隆