2015/3/9(Mon)
景気はマインドだと言われるのだけれど、世間を見渡してみると景気のいい人とそうでない人がいるのではなさそうだ。一人の人の中で好況と不況のマインドがまだらに共存しているのである。
あるものにはお金を使っていい、別のものには使ってはいけない。そういう仕分けが無意識のうちに行われているのだ。
典型的な例で言うなら、あるものは専門店でちゃんとしたものを買っていいけれども、あるものは百均で済ませばいい、という割り切りである。
全面的な景気回復のヒントは、そんな脳内地図に隠されているような気がする。
小谷隆