2015/3/6(Fri)
週刊誌が川崎の中学生殺人事件の容疑者の実名と顔写真を掲載した。おそらくこれには賛同する声も少なくないだろう。もっと晒してやれと。
僕も心情的には理解できる。しかし、共感するということと、実際にやっていいかどうかは別問題だ。仮に容疑者を殺した暴漢がいたら、心情としては多くの人が共感するのだろうけど、それはただの犯罪でしかない。
過剰なほど少年を保護する現行の少年法に異議があるとしても、法律は法律である。まともな大人がすべきことはその法律の改正を促すことであって、法律を破ることではない。
小谷隆