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<< 8500人の危機 >>


2015/3/5(Thu)

 アメリカ中央軍の司令官によれば、過激派組織ISに対する軍事作戦で米軍が中心となった有志連合がISの戦闘員8500人以上を殺害したという。下院の軍事委員会での証言だ。このニュースは世界に飛んだ。もちろんIS幹部の耳にも届いたことだろう。
 これを聞いたISがどういう行動に出るか想像に難くない。間違いなく「目には目を」の応戦である。彼らもまた、「米国人8500人を殺した」という声明を発表できるようなテロ行為に及ぶのは火を見るより明らかだ。
 まったくもって不用意な発言だと思う。近々、アメリカで何かが起こる。


小谷隆


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