2015/11/28(Sat)
この季節、夜半に東の空を昇ってくるオリオン座が南中する明け方、隣のおおいぬ座のシンボルであるシリウスが南天の王として君臨している。
しかしその恒星屈指のマイナス2等の明るさを嘲笑うかのように、南から東の空にかけて2つの惑星が瞬き一つ見せずに輝いている。空高くに木星。こちらもマイナス2等。そして東の空に燦然と光る明星がマイナス4等、星々の中で最も明るい金星である。
これほど明るい星々が一つの視界に入るのは珍しい。明け方にどうしても目覚めてしまう悪習も、この珍奇な光景のためだと思えば有難い。
小谷隆