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<< 野球にヒーローはいない >>


2015/11/8(Sun)

 野球の国際試合「プレミア12」を観ていて、やはり野球というのは団体競技なのだとつくづく思う。
 表面的には決勝点を叩き出した打者や要所を抑えた投手ばかりがもてはやされるけれど、それは個人技であるようで実は個人技とは限らない。たとえば四番のホームランとエースの好投で勝ったとしても、そのホームランは三番の粘りの後で気抜けした失投を捉えたものかもしれないし、好投も捕手の好リードや野手の好捕に支えられていることがほとんどだ。
 野球はどこまでも、九人の選手が有機的に絡み合って勝ちを掴む競技なのである。


小谷隆


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