2015/3/1(Sun)
その昔、不良少年といえばいかにもそれという風貌だったように思う。わかりやすい例でいえばヤンキー。時代錯誤のリーゼントやパンチパーマ、剃り込み、眉毛剃りなど、いかにも反社会的な生き様をその外見に演出し尽くしていたものだった。
しかし最近はそんな悪さがぱっと見ではわからない。重大な犯罪を犯す若者も、見た目はただの「今どきの子」なのである。むしろ悪く見える子たちは「悪ぶって」はいてもほとんどは善良な若者だ。
今や少年犯罪はどこで誰がどう起こすかわからない。警察も先生も大変だ。
小谷隆