2015/10/5(Mon)
幼心に悟るものがある。青春期に悟るものもある。社会に出て悟るものもある。人の上に立って悟るものもある。
歳をとってから悟るものはそれなりの経験値の上に積み重ねられている分、現実的で説得力を持つ。しかし一方で面白くはないし、何のチャレンジもない。夢がないからである。
歳を取るということは、あらゆる夢に「非現実」のレッテルを貼って処分していくことと同義なのだろう。そして最後はガチガチの現実ばかりに囲まれて死んでいく。
僕はもう少し夢を温存しようと思う。そこに「可能性」というレッテルを貼って。
小谷隆