2015/9/27(Sun)
電車に乗っていたら途中の駅からとんでもない美少女が乗り込んできた。芸能人級というより、それを遥かに超えた美貌だ。
二十歳そこそこだろうか。すっぴんにほのかな薄化粧を施しただけの顔は、透き通るような地肌の美しさで近寄り難いほどのオーラを撒き散らしていた。
と、その子が空いた席に座った。すると手鏡を取り出していそいそと化粧を始めたのである。一駅二駅と進むにつれみるみる地肌が消され、あれよという間に没個性なケバい女の子に変貌していた。
彼女は秋葉原で降りた。わざわざプスメイクを施して彼女はどこへ行くのだろう。
小谷隆