2015/9/26(Sat)
ネットのバナー広告ほど邪魔くさいものはない。記事の間に挟まれる「PR」とついた記事広告もほぼ自動的にスルー。これは特に僕に限ったことでもないと思う。
では広告に触れていないかというと決してそうではない。本当の広告は一見中立そうに見える場所に潜んでいる。これを総称してステマという。有名人がブログで讃えるものも、ライターが記事で褒めそやすものも、ほぼステマだと考えて差し支えないだろう。今や本当に中立的な書き手はステマ疑惑を恐れて特定の商品やサービスを賞賛することを意図的に避けるからだ。
小谷隆