2015/8/27(Thu)
頑張るという言葉を忌み嫌っている。自分も言わないし、人にもそんな無責任な励ましはしない。
にもかかわらず、僕はけっこう頑張っていた。事をなすには努力と忍耐が必要だと信じて疑わなかった。
しかしそんな生き方がもたらしたのは、頑張らなければならない体質だった。何をするのにも苦労がセットになっていた。
だから今は何事も頑張らないようにしている。何かに頑張ることは、かえって目標に対して抗うことになると気づいた。
人生、自然体でも何とかなる。否、自然体の方がむしろいい結果を招くのである。
小谷隆