2015/8/2(Sun)
川のせせらぎの音を流しておくと心理効果で体感温度が下がるという。人は涼しさを連想させるものには敏感に反応するようである。
風鈴は風が吹いていることを音で伝えることで風の存在感を強める。鈴虫の鳴き声はその盛りの頃の涼しさを想起させる。
さて自分にとってはどんな音が涼しさを運んでくるだろう。たとえば高原の森のヒグラシの声。午後3時頃から鳴き競う、哀愁を帯びたカナカナというあの声だ。
そういえば10年ほど前に録音した素材があった。CDにでも焼いて、寝苦しい夜にはあれをリピートしてみようか。
小谷隆