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<< アンチも賞賛する職人 >>


2015/7/31(Fri)

 初の球宴で期待通りに盗塁を決め、シーズンでは6年ぶりのホームランにキャリア初のサヨナラ打。プロ入り19年目にして渋い活躍を見せる読売ジャイアンツの鈴木尚広選手。
 足のスペシャリストというレッテルを貼られているけれど、もともとレギュラーを張っていたわけで、実は打撃も中途半端な若手よりは遥かに巧い。守備の確実さは述べるまでもない。
 ライバル球団のファンに憎まれてこそ本物のスター選手なのだけれど、判官贔屓の国民性ゆえか、こんな選手への視線は温かい。アンチ読売でさえ賞賛する選手はなかなかいない。


小谷隆


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