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<< セクシーさとは想像させる力 >>


2015/7/28(Tue)

 女性の肌の露出が増える季節。度を過ぎて晒されると目のやり場にも困る。肩までは許すけれど、大きく開きすぎた背中はどうかと。太腿まで生足など言語道断。そんなものはただいやらしいだけで何の魅力も感じない。
 裸に近くなればなるほど艶かしいかというと、必ずしもそうではないのだ。適度に種を明かして残りをイメージさせるのがセクシーさの極意。最初から裸同然では興ざめなのである。
 むしろ裾が足首まで伸びたワンピースの方が、その奥にあるものへの想像力をかきたてる。サービスで肩ぐらい出してくれたらもう完璧だ。


小谷隆


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