2015/7/7(Tue)
プロ野球創設以来の珍事。今やセリーグは首位が勝率5割のイーブン、その下はみな借金という惨状である。貯金という貯金を、交流戦でパリーグに持っていかれた格好だ。
「人気のセ、実力のパ」などと言われて久しいのだけれど、今年の交流戦で何が違うかがよくわかった。まずもって体格が違う。パの選手はみな大きいのである。身長ではない。着ている筋肉が格段に厚いのだ。
強打のソフトバンクが好例だろう。柳田や松田の肩のあたりの盛り上がりを見たら、セの選手など高校生のように映る。
あれがプロの身体である。
小谷隆