2015/2/16(Mon)
いろいろ落ち着いたら取りかかろうとしていることが山ほどある。たとえば、サビだけ作ってある人生最高の曲を完成させること。すべて構成の出来上がった大河小説を完成させること。そして、10年以上かけて考察してきた心の正体を長い随筆に落とし込むこと。
すべて何のメモも残さず、純粋に頭の中だけでコツコツと形を整えてきた。書き出してしまうとそこで変に固定化してしまうからだ。
こんなふうに思考の中で熟成するというプロセスを、僕は永く怠っていたと思う。そういう意味では今の忙しさに感謝すべきなのかもしれない。
小谷隆