2015/6/24(Wed)
今どきの子供たちにとって草野球という言葉はほぼ死語であるらしい。野球とは少年野球チームに入ってしかるべきオトナの指導の下できちんとした設備のある球場でやるものであって、その点では武道などの習い事と何ら変わりはないのだそうだ。
なるほど、確かにそのおかげで高校野球やプロ野球では誰も彼も基礎がしっかりとできた選手ばかりである。反面、野武士のように豪快で個性的な選手がめっきり少なくなった。これでは野球人気が凋落するのも致し方ないところか。
たまには草っ原のガキ大将のような選手を見てみたい。
小谷隆