2015/2/15(Sun)
そもそも悩みというものは、顕在意識に考えさせている時点でほぼ解決はままならないと思った方がいい。もとより過去の先例を記憶から引っ張り出すことしか能のないのが顕在意識だ。そこで気の利いた答えが出ないから悩みになるのであって、そんな所で堂々巡りしていても建設的な結果になるはずがない。
ではどうするかというと、悩まないことである。正確に言うと、意識からいったん消し去ることである。そうすると悩みは自動的に潜在意識に送られ、そこから思いもよらない名案を連れて顕在意識に浮かび上がってくるのだ。
小谷隆