2015/5/23(Sat)
CDが売れなくなったなどというボヤキはもう十何年前から聞こえてきたのだけれど、今や音楽は音楽プレーヤーも通り越してYouTubeで聴くのが主流なのだそうだ。
YouTubeを単なる映像メディアと捉えるのは浅薄な考えであって、映像には音がともなっているという事実に目を向ける必要がある。映像をオミットすればそれは立派な音声メディアにもなるわけだし、映像によって音声に付加価値をつけるという考え方もできる。
それをフリーミアムという仕掛けでマネタイズするのが最先端の音楽ビジネスなのである。
小谷隆